私の彼氏は幽霊君

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居酒屋に通っていたが就職先を探していると噂で耳に入ったので俺は裏で手を回した。元彼女に今俺のところ募集しているよと言い自分の働いている職場に就職するように仕向けた。 ブラック企業だとはわかっていてもヒカルを手放したくなかった。 ※出会ってから6年以上過ぎたが恋に進展はない。 ヒカルは仕事を始めるかと長年勤めている女性社員が血相かいて近寄ってきた。 その女性社員は周りから影でデブと呼ばれている。 本人は少し太っているけど良い女と思っている。 少し太っているどころではなくかなり太っている。 誰も良い女とも思っていないし女とも思われていないしただの豚にしか思われていないことに気づかない40才すぎのデブの勘違いおばさんだ。 「他の駐車場空いているのに何で私の隣に止めたの。隣に止めないでよ。」 会社内に響き渡った。 すいませんと謝っても同じことを言い続け5回目くらいには周りにも相手にされなくなり一人で話しているようだった。 一人の男性が口を開いた。 「何回も同じ話してうるせえんだよ。少し太ってるけど良い女と思ってるかもしれないけど誰も人じゃなくて豚にしか見えないし空いてる駐車だったらどこに止めても良いだろうがよ。そんなこと言うなら会社に乗ってくるな。」 誰も思っていても言えなかったことを言われたデブの勘違いおばさんはその人のことが好きだったようでそんなこと言わないでよと言い逃げるように立ち去った。 何もなかったように仕事をして休憩にはいるとさっき反撃してくれた男性が声をかけてきた。
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