小説を書くことになったキッカケ

1/1
前へ
/156ページ
次へ

小説を書くことになったキッカケ

読んでくれてるのも、褒められるのも、オススメしてくれるのも、すごく嬉しい反面、自分に自信がない故に「こんな私の文章読んで不快ではないだろうか」とマイナス思考にもなる。 自分の作品は自分で評価ができない。 自分がどんなジャンルが書けるかも分からないから、色んな展開やジャンルに挑戦して闇鍋みたいなラインナップになってるのも申し訳ない。 でもやっぱり書きたいものを書きたいように書きたいから、フォローし、読んでくれてることに感謝しかない。 ありがとう🙏 本当にありがとう🙇‍♀️ 自分の精一杯で楽しんでもらえるよう、おかやん、頑張りますっ💪 私にとって小説は現実逃避であり、欲求不満の解消方法だ。なんといっても、キッカケは夫が夜中、脳梗塞で救急車で運ばれたことにある。 夜中、寝ていた私を起こして夫が言った。 「体の右半分が痺れて動かない」 慌てる私を置いて意識のしっかりしていた夫は自分で電話をかけて救急車を呼んだ。 夜の一時だったか。救急車は来て夫と話していた。 救急隊員は言った。 「歩けますか?」 脳梗塞で半身痺れて起き上がることすらままならない夫。難しいですと答えたが、救急隊員は更に言った。 「自分で歩いて下さい」 ひでえ。そりゃ身長180センチ、体重108キロを隊員二人では担架に乗せれんし、市営住宅の階段下ろすのキツいだろうけどさあ! 初っ端から諦めんなよ! で、どうしたかっていうと──歩いた。 ふらっふらで朦朧として足取り危ういのを隊員が支えながら、夫は自分で階段を降りた。 ひでえ。 ひでえよ。 で、救急車内で血圧を測定するも測定不可。 振り切りすぎて測れない。 人生で初めて乗った救急車。 私は夫の荷物を抱えながら不安で死にそうだった。 それが2018年の4月。 そしてその年、7月、11月と脳梗塞で入院した。 奇跡的に重要な血管を外れ、車椅子生活は逃れた。でも今も相当歩くのは辛そう。でも口は達者なので毎晩会話をしたがる。寂しがりの甘えたな我が夫は、私がどれだけ真剣に本を読んでいても会話をしたがる。 可愛い。 おやすみのチュウもしたがる。 可愛い。 常に私と一緒に寝たがる。 まさにプライスレス。 だから夫が入院して急に夜一人になって、なにしていいか分かんなくて。とある作品読んで「こんなの書きたいな」って思って二次創作に手を出したら、見事ハマった。 ドツボだった。 今もだけど、とあるソシャゲーが好きで。 このキャラとこのキャラがイチャコラしてるのが読みたくて。 マイナージャンルだから支部に全然なくて。 狂ったように没頭してたら「小説ってなんかすげえ!面白え‼︎」ってなった(単純)。 それでとにかく量産してたら、「二次創作ってなんか虚しいな」って思うようになって。2019年くらいからぼんやり「一次創作」がしたい→でもどうしていいか分からない→そうだ、小説を読もう!→となって現在に至る。 夫には秘密にしてる。だって18禁小説ばっかりだから。二次創作も元々嫌いだし、ソッチ系も好きじゃないし、知ったらショック受けるだろうしで、今もこっそり書いてる。 そのおかげで私は夫と雑談しながら小説を書くという技を身に付けた。政治や映画のトークに花を咲かせながら、とりあえず指は小説を書き進めることが出来る様になった。推敲は無理だけど。 だってそうでもしないと書く時間ない。先に寝てくれるとありがたいが、私も十時半には寝たい人だから色々結構キビしい。 だからその辺は睡眠時間とのバランスで進めてる。 でも今書いてる「◯◯はじめました」締め切り間に合うかな? ちょっと不安。
/156ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加