あとがき

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あとがき

表紙を見てびっくりしました。 大長編と言うわけでもないのに、なんと1年以上もかかっての完結。 ここまでお付き合いくださった心の広い皆様に、心底感謝いたします。 お馴染みの方はご存じだと思いますが、私の執筆ペースはとても遅いです。 特にこの作品は、週に1回の更新すら滞る始末でした。 それは主に、私の体調が安定しないせいでもあるわけですが、それでもずっと辛抱強く待ってくださった方々がいる事が、私の励みでした。 持病とはいっても、寝たきりなわけではありません。 普通に生活は出来ています。 痛みに耐えているわけでもありませんし、しょっちゅう病院に運ばれる事態でもありません。 ただ、薬は服用していますし、日によっては横になっている時間が多い時もあります。 なので特にこの作品の時は、症状が強く出ていて気持ちに余裕がなく、書くことに向かえない日が続いていました。 それで、しばらくお休みをいただいていました。 再開するまで、本当に一度も自分のページをチェックしていなかったので、もし読者が一人もいなくなっていたらどうしよう、とドキドキしていました。 ところが。 実際には皆さん、そのまま残ってくださっていたのですね。 本当に本当に、ありがたかったです。 とにかく途中で止めることだけはしない。絶対に完結させること。 それは自分の中で決めていました。 読んでくださる方がいる限り、それは始めた者の責任だと思うからです。
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