147人が本棚に入れています
本棚に追加
あとがき
表紙を見てびっくりしました。
大長編と言うわけでもないのに、なんと1年以上もかかっての完結。
ここまでお付き合いくださった心の広い皆様に、心底感謝いたします。
お馴染みの方はご存じだと思いますが、私の執筆ペースはとても遅いです。
特にこの作品は、週に1回の更新すら滞る始末でした。
それは主に、私の体調が安定しないせいでもあるわけですが、それでもずっと辛抱強く待ってくださった方々がいる事が、私の励みでした。
持病とはいっても、寝たきりなわけではありません。
普通に生活は出来ています。
痛みに耐えているわけでもありませんし、しょっちゅう病院に運ばれる事態でもありません。
ただ、薬は服用していますし、日によっては横になっている時間が多い時もあります。
なので特にこの作品の時は、症状が強く出ていて気持ちに余裕がなく、書くことに向かえない日が続いていました。
それで、しばらくお休みをいただいていました。
再開するまで、本当に一度も自分のページをチェックしていなかったので、もし読者が一人もいなくなっていたらどうしよう、とドキドキしていました。
ところが。
実際には皆さん、そのまま残ってくださっていたのですね。
本当に本当に、ありがたかったです。
とにかく途中で止めることだけはしない。絶対に完結させること。
それは自分の中で決めていました。
読んでくださる方がいる限り、それは始めた者の責任だと思うからです。
最初のコメントを投稿しよう!