第3話 セクシーなお姉さん

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翌朝、起きて見ると、亜生君の部屋の扉が開いていた。 覗いてみると、ベッドでスヤスヤ寝ている。 朝方、戻って来たんだろうか。 しかし、その寝顔はあどけなさを残していて、まるでセフレがいるように見えない。 やっぱり、彼女? でも、すごい年上だったよ? 私よりも年上だったような。 また余計な心配して、壮真に”亜生には厳しい”って言われるのは、嫌だな。 その時だった。 「なに?」 亜生君が、ベッドから起きて、部屋のドアまでやってきた。 「ああ、起こしてごめん。」 「ううん。どうせ朝だし、いいよ。」 欠伸をしながら、キッチンに向かう亜生君。 「今日は学校休みなんだから、寝ててもいいのに。」 ちょっと、優しい言葉を言ってみた。 「ありがとう。その分、昼寝するからいいよ。」 そういうところ、施設で言われたのかなとか思う。
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