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「仕方ないだろ、身体の相性が合ったんだから。」
亜生君は、キッチンから出ようとした。
「ちょっと、亜生君!?」
私は思わず、亜生君の腕を掴んだ。
「放せ。」
「あっ、ごめん。」
私が腕を放すと、亜生君はリビングに行って、テレビをつけた。
「あのね、私がこんな事言うのも、何なんだけど。」
「だったら、言わない方がいいんじゃない?」
なに?機嫌が悪いの?
すごい反撃してこない?
でも、これは亜生君の為であるんだからね。
「……女性と付き合うなら、もっと誠実にならないとダメだよ。」
「誠実!?」
「セフレとかじゃなくて、真剣にお付き合いするって事。」
「じゃあ、結菜は10歳年下の男の子でも、真剣に付き合えるのかよ。」
「10歳って、そんなに歳離れてるの!?」
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