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「そういえばまだつかないのかな?」
「うん、結構奥だからね、でも後少しで着くから」
しょうがないよね、それじゃなければ簡単に命が永遠になってしまうもの。
「あ、ここの部屋だよ」
ガチャッ ギー
ケホケホッ!
「ほ、埃が凄いわね」
「ね。ゴホゴホ」
するとどこからか声がした
《おお。貴様らはどこから入ってきた害虫じゃ》
「ひっ!」
「リンさん、後ろに下がってて」
「う、うん」
《おや、懐かしいのぉ。貴様はレンじゃったかの〜?後ろの小娘はだれかは知らないけどのぉ、しかし、あの頃''幽霊殺し,,と言われたのにのぉ》
「ゆうれい、殺し?レン、くん?ほ、本当なの?」
「……リンさんは、知らなくていいよ、それよりバラ。取りなよ」
「う、うん…」
私はバラのあるガラスケースのところへと走っていった。
《おい小娘!わらわの命のバラは、渡しはせん!》
バシッ
「いやっ!」
「リンさん!僕が止めておくから早く!お姉さんのためなんでしょ!?」
「ありがとう‼︎」
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