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気がついたら屋敷があった空き地に居た。
「私は…あれ?!!レン君!レン君はどこ?」
すると手元にバラと手紙のようなものがあった
〔ねぇ、リンさん。君が無事にこの屋敷から帰って行けることを願うよ。
僕はここで死んだから動けないんだ。最後に一つだけ言葉を聞いてくれないかな?あのね、僕は…’’幽霊殺し,,って言われてた。リンさんもきいたでしょ?
なのに僕をかばってくれた。ありがとう。嬉しかった。今まで優しくされたことなんてなかったんだ。ありがとう。僕は幸せだ。リンさん。僕はね、そんなリンさんが好きになっちゃったんだ、かなわない恋だよね。ねぇリンさん僕を時々思い出してほしい、だからリンさんにこれあげるね。僕の宝物のネックレス。僕はリンさんの心の中に。忘れない限り。ずっといるよ。
レン〕
レン君…私は絶対忘れないから。私も好きだったよ。君のあの微笑みが可愛らしかった。
夏の風が空き地に吹いていた
エピローグ
あの後バラのおかげでお姉ちゃんは治った。
私はあの夏に起こった出来事を忘れることはない
わたしの首にかかっていたネックレスがきらりと光ったのであった。
〜END〜
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