夏の終わりの線香花火

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「...結局、俺、好きな人言わなかったけど。」 虎太朗が少し申し訳なさげに言った。 「まぁ、いいんじゃないか。」 凉一も気にした様子もなく花火をする。 だけど香菜は少し様子が違った。
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