夏の終わりの線香花火

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凉一(りょういち)は花火をじっと見つめ、虎太朗(こたろう)は花火を振り回し楽しそうにはしゃいでいる。 「ねぇ、花火振り回しすぎじゃない?ちょっと見てて怖いんだけど...」 私がそう言うと虎太朗がますます花火を振り回した。 「確かに少し危ないかもしれないな。おい、虎太朗少し落ち着け。」 凉一も軽く注意する。 「ちぇー、いいじゃん。」
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