夏の終わりの線香花火
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私は言わなきゃと思った。 きっと、みんなお互いのことを思いすぎた。 伝えられるときに伝えよう。 「まって、凉一」 私は勇気をふりしぼり告白をすることを決めた。結果は分かりきっている。それでも私も思いを伝えるんだ。 「私、凉一が好き。ずっと前から好きだったの」 凉一は足を止めた。
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