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家に帰って、ポーチからアクセサリーを取りだした。今までこんな可愛いものに興味を持っていなかった。いや、わざと持たないようにしていた。私なんかがこんなものを付けても可愛くないと、お店に寄りたい、見たいという気持ちをどこかで無意識に押えていた。どうして今まで押さえていたんだろう。初めて運命を感じ、どんな甘い恋の気持ちよりも、尊い感情を感じていた。このアクセサリーがあれば、どんなに嫌なことがあっても乗り越えられる。頑張れる。そう思い、アクセサリーを箱に入れ、宿題をし始めた。
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