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通学路は憂鬱だ。
長い何も無いただの道を、
自分の足で歩かなければならない。
別にいじめられているわけではない…と思う
そう思いたいだけなんだ。
上靴に履き替え、2階に登ると真正面に
私のクラスがある。
珍しい形の学校だ。
教室のドアをゆっくりと開ける。
ガラガラー
私に声をかける人はいない。
別に寂しくないし驚くことでもない。
けれど…その当たり前が覆ったのは
いつの日だろう。覚えてないな…
「おはよう!!今日も暗いね?何かあったのかな??」
あぁ、また憂鬱な一週間が始まるんだ。
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