第1話 仲の良いお友達

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通学路は憂鬱だ。 長い何も無いただの道を、 自分の足で歩かなければならない。 別にいじめられているわけではない…と思う そう思いたいだけなんだ。 上靴に履き替え、2階に登ると真正面に 私のクラスがある。 珍しい形の学校だ。 教室のドアをゆっくりと開ける。 ガラガラー 私に声をかける人はいない。 別に寂しくないし驚くことでもない。 けれど…その当たり前が覆ったのは いつの日だろう。覚えてないな… 「おはよう!!今日も暗いね?何かあったのかな??」 あぁ、また憂鬱な一週間が始まるんだ。
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