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「バイタルには異常なかったので…相馬先生…私は次の病室に行きますね」
「あぁ~ありがとう…一ノ瀬さん」
「いえ・・・これが私の仕事ですから…じゃ、バイバイ・・・早斗君」
「バイバイ、みーたん」
早斗君は小さい手をいっぱい振って見送ってくれた。
あのクールだった相馬先生も結婚して、すっかり変わってしまった。
隼也さんもあんな風に結婚して、子供が生まれたら…子煩悩のパパに豹変するんだろうか?
何よりも、妻となる私を愛してくれるか?
そっちの方が気になる・・・
ずっと…お姉ちゃんの身代わりは嫌だから…
私のコトを見て貰いたい・・・
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