22日目

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「え、何言ってるの……」 「いたんだ」 「いたって……」 「いたんだよ!」 「何が?」 「三上さんが!」  しんと静まり返る。  不審の目が集まり、みんながひそひそ話を始めていた。 「私のせいだ……?」 「……は?」 「私のせいで頭に異常が」 「違う!」 「おかしいよ」 「おかしくない、たしかにそこに」  指で示した窓。  そこに三上さんの姿はなかった。
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