超高気圧マシーン

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『先生が開発した超高気圧マシーンで地球がこんなにおかしくなったんじゃないんですか?きあつめだか気休めだか知らないけど・・・・・・散々地球をおかしくしておいて、いまさらもうどうしようもありませんって無責任すぎませんか』  その事は、これを聞いたあるいは知った人間なら誰しもが頭に浮かぶ意見だ。このコメンテーターは全人類の代弁者になったようだ。 『そんなこと言われてもできないものはできないんだ!』  声を荒げて反論する北野博士。 『もう無理なんだ・・・・・・』  最後にはすずめが囁くほどの声しか出せなくなっていた。
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