第1話 大人になれど、変わらぬ関係

3/12
前へ
/309ページ
次へ
任務が、ひと段落して、休憩していた。 「さっきは、どうなるかと思ったよ」 「厳重注意で収めたよ。2度はねえぞって言ってある」 風紀警備部隊女子隊員の1人 リーダーの式瀬八凪。『鬼姫』と呼ばれ、恐れられている。 「20歳過ぎても、鬼姫の名は、健在か。さっすが!」 同じ隊員の輝崎緋色と笹河清音は、部隊の同僚であり親友でもある。 「お疲れ様です!」 「麻那、ありがとう。新しい仕事には、慣れたか?」 「はい!」 お茶を持ってきたのは、入隊して3年目の遠野麻那。風紀警備部隊の女子隊員は、3人しかいなかった為、貴重な1人だ。
/309ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加