憂空(仮)

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ただいま そう叫ぶと私は靴は脱ぎ捨てて、自室に走った。 2階の自室に着くと、ベットにダイブした。 「やりたいこと?そんなのわかんないよ、、 どうして、今決めなくちゃいけないの、その通りに行くわけないのにそこまで決めなきゃいけないことなの?」 私は、熱しやすく冷め易い性格だった。 そして、なんにでもすぐ興味を持った。 そんな性格であるがゆえ、自分が何をやりたいか、決められないでいた。決めてしまったら、選んでしまったら、自分は本当にその世界で満足するのだろうか。 自分の可能性が潰れてしまうのではないか。 それが、怖かったのだ。
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