②章 友情

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吾郎『美羽には話すよ…』 粋『いいんかよ?』 吾郎『おう。』 そう言うと吾郎は今までの事を話し始めた…美羽『なるほどね。まぁ、舞が悪くないとは言えないケド、それ以前に相手が優ちゃんか…』 和稔『だから、皆困ってんだ…』 優一『どうした?悩み事かい?友よ♪』 粋・和稔・吾郎・美羽『うわぁ~!!!』 全員が振り向くと同時に驚いた。 優一『何だよ。死人でも見るようなリアクションだな!!』 そう言って優一はケラケラと笑い出した。 しかし、粋・吾郎達は笑い事ではない。 粋『お前いつ戻って来たんだよ!!』 優一『今日♪皆、久しぶりだな。そう言えば皆に重大発表があります!!ジャカジャカジャーン…』この時、全員が考えた事は同じだった。 優一『オレ、舞と付き合い始めました!!』 全員『…』 粋『よ、良かったな。』 全員が粋のノリにとりあえず合わせた。 全員『おぉ~!!』 優一『何だよ。もっと驚くかと思ったのに…』優一は少しガッカリしたように言った。 吾郎『…』 粋『あっ!オレちょっと吾郎と売店行ってくる!!』 優一『じゃあ、オレも…』 和稔・美羽『お前はいーの!!』 優一『えっ!!』 和稔『ほら、積もる話もあるだろから…なっ!!』 優一『仕方ねぇ~なぁー話してやるかオレの武勇伝を…』そう言って優一は自慢気に話し始めた。 その頃… 粋『大丈夫か??抑えろよ。』 吾郎『あぁ。分かってる…』吾郎はずっと拳を握っている。 粋『落ち着いたら戻ろうな。』 吾郎『あぁ…』 しばらくして粋達は和稔達の所へ戻った。 優一『でさぁー!! あっ。おかえり♪今まで何してたんだよ。もうとっくに授業終わってんぜ!!そろそろ帰ろうぜ!!』 粋『そうだな。今日は授業さぼりっぱだったな。帰るか…』そう言って皆、帰宅して行った。優一は皆、ギクシャクしていたが友達だしすぐに友情復活だと思っていた… また、皆がそう思った…ただ今日学校を休んで気掛かりな舞を覗いては…
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