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「もう！ なんだよこれ、脱がしにくいんだけど！」
「お前はさっさと尻をこちらに向けて寝転がっておけばいい」
「いやだね！ この前みたくされるままってのが、一番気に入らないんだ」
金具部分をようやく外し、ボタンを外すと前を寛がせる。下着の中から男のものを取り出すと、まだ兆してもいなかった。
手で優しく包み、上下に動かすと少しずつ兆していくそれに、気分を良くした俺は先っぽにチュッチュとキスを落とし、ぱくりと咥え込んだ。
咥内に唾液を溜めグチュグチュと音を立てながら咥えると口の中でルカのモノは存在を露わにしていく。唾液を垂らしながら、根元を手で扱きあげながら、ルカがどんな顔をしてんのか見てやりたくて上目づかいに見上げると、息を飲んだ。
静かな表情で、俺を見下ろしていたのだ。気持ちよさそうにするでもなく、息をあげるでもなく、ただ静かに。ここはこんなにも勃ちあがり、今にもはち切れんほどになっているというのに。
そんなルカの顔から視線を外し、気を取り直すように咥え込むと、必死に顔を上下する。喉の奥まで咥え込んで、えづきそうになるほど奥まで咥え込んで攻めたてていく。心の中に芽生えた焦燥感がそうさせていた。
「ん、･･････んふ、･･････ふ、ぁ、んぅ･･････」
口の端から漏れる苦しげな息遣いと、目から溢れる生理的な涙。なんで俺は、こんなに必死になっているんだろう。
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