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ルカの手が前に伸び、ダラダラと液を垂らしている俺のものに触れる。
「あっ!? やめっ、一緒はやだっ」
前と一緒に奥を突かれた瞬間、背筋を駆け抜けるような快感が走り、息もつけず仰け反った。ハタハタと軽くイってしまい、白濁を滴らせる。ガクガクと震える身体を、容赦なく打ち付けるルカの腰が恨めしい。
「――ッ、あっ、もっ、イク、イクからッ」
「イけ、律」
耳元でささやかれた瞬間、盛大に吐き出し達してしまう。
くそ。ふざけんな。耳元で名前を囁かれたくらいでいくなんて。別に、よかったわけじゃねぇ。前も弄られてたからで、すでに軽くいってたからいきやすかったってだけで。
「うあっ、も、も、いったってばっ」
「俺はいってない」
「んな事、しらねっ、あっ!」
再開された律動にいやいやと首を横に振るが、聞き入れてもらえるはずもなく、意識を吹っ飛ばすまでさんざんと腰を打ち付けられたのだった。
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