麦わら帽子のあの子

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 何て言ったかは思い出せない。緊張しすぎてたから。告白なんかはできていない。俺のことは俺が一番よく知っている。  けれど最後にその子が笑いかけてくれた笑顔だけは記憶に残っている。それはきっと一生覚えているだろう。そんな夏のたった一日の思い出。
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