三回目のあとがき

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三回目のあとがき

 こんにちは。  もしこの作品を読んでくださっているなら、約一年ぶりですね、吉井です。  お元気でしたでしょうか?  二〇二二年もお開きとなりますね。  コロナの猛威より、まさかここまで人類存続できてるなんて奇蹟みたいだ。  現代語訳も三回目になります。  私も自分をどうにかしちゃいたいわけじゃないんスが、なんだろ、帰ってきたくなったんです、こう云うことヒトに伝える心の場所へ。  死んじゃうこと、怖いけど、地獄がもしかないならなんてやすらかな現象なんだろう。  私は、すべての命は役目をはたしたら魂になって宇宙をめぐる、と云うリサイクル理論を持っています。  どっか作品内でも書いてんですが、生きること死ぬこと、個であること全であることをくりかえしくりかえし、すべてが『1』から増えることも減ることもなく宇宙、それ全体であるんだ、と、毎日のほほんと考えては生きるすばらしさ満喫しています。  持病から、食べることを泣くほど拒否りたい衝動にたびたびかられ、時には本当に食事ぬいて、でも好きなヒトと、おいしいね、を共有することはできてる今、たいせつです。  今回の現代語訳は、現代のクリエイタの方々の文学性を参考に行ってみました。  いわく、米津玄師さん、田島昭宇さん、藤本タツキさん、そのお三方を私なりの解釈のままに。  しりあいと云うわけじゃまさかないです。  ただのいちファンです。  男性寄りの思考回路を持っているらしい女の私とは云え、やっぱ同性でないとわかんない部分もあるかな、て、こう、そらぞらと当ててみました。  ちょっと浮つきすぎたか?  今考え思いつきうる、若年男性のもやっと感。  読み返してまず思ったと云えば、なんでこうなったんだろう? です。  んー、そこが私と云う女の本質かな、と、お茶濁させてください。  藤村さんとなれば、ウィキペディアなぞ拝見するとちょっと良いご面相なのにフラれたどうこうな経緯は、彼が真面目すぎたのでしょうかね。  人間顔だけじゃないなら仕方なかったのか。  このお顔をあからめて女性に恋文や花を贈る光景など、想像するとほほえましいんですが。  私事として、ここ数年肉体の経年劣化を感じるようになるなか、いつどう死にたいんだ私? なんてたまに考えます。  とりあえず、環境にも戦争にも殺されたくないです。  痛いのもひかえめにできたらな。  なにごとについても、それでメシ喰ってる専門家さんがいらっしゃるんだから、シロートがあんま考えすぎず餅は餅屋でいいんだよ、と、ぼんやりとした不安は心の底に沈めて、しかし私にも何かできないか? と、牛乳パックはちゃんとリサイクルに出すところから良いコト始めてます。  あと、こまめな節電。  ちりつも、てやつで。  人体も地球も宇宙も、規模はちがえど循環して存在してる、影響しあってる、そんな心で空を見るたび、その青さ大きさに、私もこの一部で良いんだと感動して泣けてきます。  アラフォーのここに来てやっと、自分も人間だとまっすぐ見据えられてんだ。  生きてていいんだよ。  インナーチャイルドがにっこり、花をさしだしてくれるビジョン。  どこまでもはてない青空と草原と、何か巨大な建造物を背景に、これを忘れないでね、て、声も聞こえます。  前世の記憶かな?  え?  妄想と幻聴じゃねーの?  て?  はは、そうかもしれませんが私はしあわせだからそれで良いんです。  命の形は誰でもない、道理を踏み外さないなら自分なようにで良いんじゃないでしょうか。  その定義が難しくて、藤村さんのように繊細な若者は死に行ってしまうのか?  そう考えるとなんとなく共感するものがあるんだ。  私も十代後半のころの、ナニモノかに今すぐならなくちゃ、て、焦燥感と結果至った絶望はものすごく大きくつらかったものです。  が、今、社会のシステムがだいぶ融通きくなら、すぐさま、コレ! て、道決めなくても、考えながら歩いたってなんとかなるんじゃないでしょうか。  実際、私もこの何か書くと云うことで、多少でも生活の足しになるくらい稼げるようになったらな、なんて目標定まったのつい去年くらいです。  人生は長距離走でかまわないんだ。  ここ最近と云えば、年末にむけて冬になってゆく空気はとても澄んでいて爽快感があります。  メンソール煙草のよう。  そこなお方の今年の年末年始はいかがでしょう?  私は夫とふたり、おうちでのんびり大晦日すごし、新年あけたらそれぞれの家の味のお雑煮作りあって二〇二三年を始めます。  来年の抱負か。  生きのびることスかね。  どうぞあなたも、人間らしいようにのびのびとまた一年をおすごしくださいな。  みんながしあわせでありますように。  ありがとうございました。  かしこ   † 追記  以前までの現代語訳と名前が違いますが、同一人物です。  ペンネームを変えた私です。  まぎらわしくてすみません。
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