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仕事に到着し、いつものように仕事に取り掛かっていると「そう言えばさぁ、この間さー‥」と同僚たちが談笑をしながら、仕事をしていた。 すると「うるさいなぁ…」とツヨシが小さな声で言うと「あっ?何だよ?文句あんのかよ?」と言いながら、同僚で同じく派遣社員の山田が睨みながら近付いてきた。 ツヨシは慌てて目を反らしなから「あっ…いえ…なっ…何でもありません!」と言うと「ったく…んだよ!ごちゃごちゃうるせぇンだよ!」と言いながら山田はニヤリと笑いながら、その場を去っていった。 ツヨシはその後ろ姿を睨みながら、見つめていた。 「うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい‥!」 そう思いながら、なんとか午前の仕事を終えた。 お昼休みとなり、ツヨシは母親の手作り弁当を取り出して給湯室へと持って行き、弁当を電子レンジで温めて食べた。 周りはほとんど外食へ行ってしまっていて、残っているのはツヨシと愛妻弁当を作ってもらっている男性社員と節約のためなのかお弁当を作ってきた女性社員がちらほらいるのみだった。 ツヨシはランチに一度も誘われたことがなかった。 何であんなに上司におべっかを言っているのに、ランチに誘ってもらえないのかが全くわからなかった。 そう思いながら、Miu Miuにアクセスをして色んなコミュニティーページを見てみた。 そこには様々なコミュニティーがあり、その中には自身の住んでいる県のコミュニティーがあったから見てみた。 そこでは、参加者が他愛もない話をしていて何だか楽しそうだと思いながら参加をすることにした。 ツヨシはさっそく自己紹介を書いた。 『初めまして。私は住んでいる街が大好きです。何故ならば、安心安全だからです。よろしくお願いします』と書き込んでから、弁当を一気にかきこんで食べ終えると、イイネがすでに15個も付いていて、参加者から『コチラこそ、よろしく!』などと書き込みがあった。 ツヨシはすっかり気分が良くなり、高揚感に見舞われた。 この日、嫌なことがあったがどうもいいと思いながら仕事をしていた。 あっという間に仕事を終えると、さっさと帰って行った。
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