序文

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序文

 遠い昔、広大な海底に空間をたもった大陸が広がっていた。  闇の力を持つ男神シュヴァルツに支配される、暗闇に包まれた海底の世界にある時、シュヴァルツの体からひとすじの光が現れると、光の力を持つ女神、ヴァイスが生まれた。  その瞬間、海底世界は光に包まれ、一部の大地が浮かびあがった。  こうして世界はふたつに別れ、海底の王国「シー王国」と陸上の王国「グラウンド王国」が誕生したといわれている。
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