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「私も結婚する前に、ホンキの恋愛したいよ」
「あたしらは無理でしょ。まずはセフレを切らなきゃ」
「え~、それはできない!」
ハルコの口癖は“恋愛したい”。でももう二十代。甘酸っぱい恋はどこにも落ちてはいないのだ。誰も拾ってもくれないのだ。
ハルコがカフェモカを飲み終わると同時にあたしもアイスティーを飲み終わった。同性の間にも勿論相性はある。一目見たときからハルコとは生涯友達でいられるような気がしていた。
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