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少女視点
..目の前には金髪の少年がいた。ぼやけているので詳しくは分からない...
’’あなたの涙は甘い?それとも苦い?’’
っと、目の前の少年が問いかけた。
(涙の味って何?)
’’涙の味は涙の味だよ!!涙を流した時に思っていた事!その感情が溶けだして、僕には味に感じるんだよ。’’
(涙を流す時に感じた事か...私には、分からない)
’’え?....分からないの!?....そうかじゃあ私が確かめてあげる’’
’’君の涙の味を’’
’’辛い...悲しい...怖い...しんどい...✕✕......。っか、君は本当に✕✕✕✕だね。
...僕は、君に✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕...’’
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その直後、いつも通り気持ちよく目覚める先程の女の子の目には
’’曇りがあった’’。
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いい朝だなー。それにしても最後男の子は何を言ってたんだ...ろ?
私の涙がなんとかかんとかみたいな話だった????
...そもそも私はなんで涙を流していたのだろうか?
....まず涙は流していたの...か?
私はそこで一旦思考をストップした。
夢なんだから曖昧で、忘れちゃっても当たり前だ。
とにかく今日の予定の事を考えよう!
今日は....きょうは....火曜日だから、学校に行く日なんだけど....学校名なんだったっけ?駄目だ思い出せない。確か、私の名前と頭文字が一緒だった気がす...る....あれ!?私の名前はなんだっけ?
な に も か も が ’’思い出せない’’
『私の涙がこぼれ落ちる...さて、この涙は何の味?』
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