ただいま

1/1
前へ
/202ページ
次へ

ただいま

ドアが開くような音がした。 私達は慌てて服を着た。そして涼を自分の部屋のクローゼットに隠した。ベッドの周りも綺麗にした。 「ただいま。遅くなってごめん」 「お帰りなさい。お疲れ様」 「誰か来ていたのか。なんか雰囲気違う」 「そうかな。気のせいだよ」 「ちょっと着替えてくる。それから話をする」 「分かった。喉渇いてない。水入れるね」 「ありがとう」 僕は不審に思う。絶対誰か居るよな。 私はうっかりしていた。話とは何だろ。 ドキドキする。
/202ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加