8人が本棚に入れています
本棚に追加
ただいま
ドアが開くような音がした。
私達は慌てて服を着た。そして涼を自分の部屋のクローゼットに隠した。ベッドの周りも綺麗にした。
「ただいま。遅くなってごめん」
「お帰りなさい。お疲れ様」
「誰か来ていたのか。なんか雰囲気違う」
「そうかな。気のせいだよ」
「ちょっと着替えてくる。それから話をする」
「分かった。喉渇いてない。水入れるね」
「ありがとう」
僕は不審に思う。絶対誰か居るよな。
私はうっかりしていた。話とは何だろ。
ドキドキする。
最初のコメントを投稿しよう!