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健全な高校生だった僕からすると
その女は元ヤンのようにみえた。
髪が明るい。
化粧が濃い。
夜ということもあり、車内も暗いので、
顔も可愛く見えた。
たださすがは年上。
めちゃくちゃ質問攻めをしてくる。
会話が途切れない。
あの苦戦したミッション①が
いとも簡単に達成できた。
(ミッション①達成)
そして1時間ほどドライブを続けたころ、
ドライブに飽きた彼女が、
「ウチにくる?」
と言ってきた。
この急展開に驚きを隠せない僕だったが、
そもそも童貞の僕に何が正解かわからない。
(もう、成り行きにまかせよう)
そう思った僕は、
「うん。いく。」
と答えた。
さらに1時間ほどして彼女の家に着いた。
まさかの一軒家だった。
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