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「あ、あれは……! 」
期待の眼差しを一層強める、望月先生。
一同は、空を見上げた。
人間の体の何十倍、いや何百倍ともあろう巨大な竜が とぐろを巻いている。カッと見開かれた瞳は、闇の中で赤く鋭く光っていた。
「ついに現れたか」
全てを悟っていたかのように、満足げに目を細める店主。
「益々、例の漫画みたい」
思わず呟く醤子。
「チャーシューのおかわり、お願いしようかな♪ 」
隣で邪美は、嬉しそうに跳ねていた。
*もう少し続けることにしました……m(_ _)m
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