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キッカケ
少女が小説と出会ったのは
小学生の低学年の時だ。
初めて読んだ本。
開いた時、少女は衝撃を受けた。
『こんな世界があるのか。』と
そこからは、
学校の図書室に毎日少女は通った。
学年が上がり、委員会に入るときはもちろん図書委員会に所属した。
本に囲まれている時間は幸せだった。
自分の世界が広がっていく気がしたんだ。
本は少女にいろんなことを教えてくれた。
気づかせてくれた。
小学生の高学年になったとき少女は思った。
『私も小説を物語を書きたい』って
一人でもいい。私の書いた小説が何かの助けに、心に届けられたのなら、
私は『書いて良かった』と思える
そう思ったんだ。
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