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嬉しい
高校生になってから趣味で小説を書き、
それを投稿した。
結果は読んでくれる人がいて
スターを送ってくれた人もいた。
読んでくれた人は少なかったけどそれでも
自分が書いたつたない小説を見てくれて
少女はとても嬉しかった。
“スターを毎日送ってくれる人がいる。”
それに気づいたときは本当に嬉しかった。
少女は『ありがとう』と言いたかった。
けれど、機械が得意ではない少女に送るすべがなかった。
スターを送ってくれた小説の続きを書くことも考えたが思い付かなかった。
だから、ここで書こうと思った。
どうしても
ありがとう、と
嬉しかった、と伝えたかったから。
これを読んでくれるかはわからない。けど、
伝わることを願って少女は描く。
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