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私と社長の二人になった・・・
「おーい、万葉、肩揉んでくれ」
「あ…はい」
私は社長の言われるまま、プレジデントチェアに腰を下ろす社長の肩を揉んだ。
「明日の就任パーティー…お前は何を着るんだ?」
「あ…スーツを着ます」
「それは「営業企画部」として出席した場合だろ?お前は俺の秘書だ…ドレスアップしろっ」
「ドレスアップ!?って言われても…ドレスは…」
「今日のアフターの予定はないから…俺が直々にお前のドレスを選んでやるよ。万葉」
「えっ!?」
「…俺の隣に立つんだ…俺好みの恰好させるのは当然だ…」
「当然って…」
「これも秘書として仕事の一環だ…万葉」
「・・・社長は横暴ですね…」
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