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180. 水郷地帯
ミャンマー Myanmar 1996(インレー湖 Inle Lake)
本日はミャンマーのインレー湖畔にある水郷地帯から。
民俗衣装が無ければ昔の日本のものと見間違えてしまいそうな風景。
遠くにみえる山の稜線と野焼きも印象的です。
この一枚を見ても容易に分かるように、この国は四半世紀前まで第一次産業を基軸とした純粋な農業国家だったのです。
そこにグローバリズムという耳障りの良いスローガンのもと、安い労働力のみを目的とした欧米や日本の資本が一気に流入し、外国企業が誘致した工場のある都市とその周辺部のみが所得の水準を上げ、こうした農村地帯との経済格差が急拡大しました。
この急激な変化に起因する貧困層の増大や社会不安を鑑みれば、昨今のクーデター騒ぎは、単なる軍部の台頭や中国の暗躍だけでは説明のつかない深い闇を孕んでいるような気がしてなりません。
泥にまみれ田植え前の準備に勤しむ家族の昼食中にお邪魔しました。
どんな形でこの国が豊かになっていくにせよ、こうした純朴な人々が割を食うよな変化ではあって欲しくないと願う小生でした。
おしまい
次回の月曜インド編はジャイプールからお届けします。
※前回のお答えコーナー
<→梅さん>
言われてみれば確かに熱帯魚の団地ですね!香港にチョンギンマンション(重慶大厦)っていう有名な雑居ビルがあるんですけど、それを思い出しました。用水にグッピー温泉場ならではの光景ですね!見てみたい!
<→ルカさん>
棚が倒れたら全部破裂かショック死ですかね💦縁起物とか言う割には扱いが…って思いますが、逆に日本の方が丁寧すぎるのかなぁ?
<→一花さん>
金魚やメダカなら日本でもありがちな光景ですが、香港の人たちは熱帯魚の扱いが日本よりかなり雑でアバウトなような気がします。
<→シエラさん>
物知りのシエラさんでもwinkはあまりご存じなかったんですね。『淋しい熱帯魚』調べたら発売は昭和64年/平成元年でした。30年以上経つんか~。光陰矢の如し!
<→砂たこさん>
闘魚 ベタなんて魚の存在初めてしりました。ひれが綺麗で可愛いですね。確かに合理的で買う方は気楽に選んで買えそうですが、やはり弱るのは早そうですね。
<→いでちゃんさん>
確かに売れ残った個体の扱いが気になりますよね。お祭りの金魚じゃないんだから、もう少し何とかならんものですかね。
<→花奈江さん>
原価や売値は全く不明ですが、それよりやっぱり酸素が持つのか心配になりますよね。せめて、その日売れ残ったモノは水槽に戻してやってほしいですね。
<→密原さん>
冷たい熱帯魚では刺身にもならないでしょうから、限られた少ない酸素でどうにか生き延びて欲しいものです。写真に反映されてるというご意見、励みになります。
名波さん、久しぶりに他ページにてありがとうございました。
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