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192.馬乳酒はいかが?
モンゴル Mongolia 1995(モンゴル平原)
モンゴルの草原を車で走っていると、時折どこからともなくどんぶり茶碗とポリ容器を手にしたこういう人があらわれ、旅人たちに飲み物を奨めてきます。
その容器の中の白濁の液体はもちろん馬乳酒。
諸説あるようですがカルピスの元になったといわれているこの馬乳酒、名前は立派なお酒ようですが、アルコール度数は1%前後とそれ程高くはなく、日本で言えば甘酒程度で、そもそも水の貴重なモンゴルでは水分補給をため飲料水がわりにグビグビと飲まれています。
小生も旅行中何度がいただきましたが、牛乳飲むとすぐお腹を壊す体質には少々キツイものがありました。
写真でどんぶり茶碗をてにしているのは我らが運転手で、甘酒程度の度数でも酒は酒なんだから運転中にどうなのよ?って、助手席で写真撮りながら思ったんですけど、この後アルコールが足らないとばかりに皆でウオッカを回し飲みしていたような人たちですから、運転中に馬乳酒を飲むことなど何とも思っていないのでしょう。
そういうお国柄としか言いようがなかったです(笑)
こちらは馬乳酒売りの姉妹。
いつ通るか分からない車を待ちながら、こんな風に道路わきで待機しておりました。
大抵のゲルではこんな風に樽を置いて、馬乳酒をストック。
こんな風に差し込まれた棒で攪拌し、発酵をうながすのだとか🐴
こういうのを見ると生活に根差した立派な食文化だと実感できますね。
おしまい
次回水曜の東南アジア編はマレーシアのペナン島からです。
※前回のお答えコーナー
<→砂たこさん>
バチが太鼓に…は偶然でしたが、上手い事シンクロしてくれました。撮影の角度が勝因だと思います。
<→ルカさん>
ルカさんにストレートに褒めてもらえるとなんだか嬉しくなります。こういう写真は得意な中建です。
<→梅さん>
あのマークって巴紋っていうんですね。調べて初めて知りました。和太鼓とかの意匠によく使われてますものね。なるほどです。
<→花奈江さん>
📸カメラ小僧の本質、花奈江さんにだけは見抜かれているようですね。皆さん思っていても書かないだけかな(笑)
<→一花さん>
おっさんは跳ねてもあんなに脚は開かないので、若い娘は凄いと思いました(笑)
<→いでちゃんさん>
太鼓を見ているのか太腿を見ているのか定かではありませんが、とても盛り上がっていましたよ。
<→密原さん>
こういう写真はデジの一眼でないとなかなか狙えないショットです。禁煙、やはり値上げは痛かったですよね。でもおかげで健康になりました。
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