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197. ~゜・_・゜~の大群
カンボジア(Cambodia)2001(プノンペン Phnom Penh )
本日はカンボジアの首都プノンペンから少しグロテスクな影像を。
ここ普通の大通りに面した歩道なんですけど、わざと人が歩けないようにしているのでは?と思ってしまうくらい、ひろげられたあまたの物体!
一体何だとお思いですか?
もちろん『〇の谷のナウシカ』に出てくるオームの大群ではありません。
実はこれ、みんなナマズの干物なんです。~゜・_・゜~
東南アジア内陸部で食べる魚と言えばほぼ淡水魚を指し、そのほとんどがこうしたナマズっぽいグロテスクな魚なんです。
日本でもナマズは高級魚扱いですが、あまり庶民に馴染みはないというか…、どうもとっつきにくい雰囲気がありますよね。
味もドジョウみたいに泥臭いイメージが先行しがち。
実際現地で食べてみてもやはり総じて泥臭く味も淡白で、お世辞にも美味しいとは思えませんでした(改良の余地あり)。
それでも現地の人々にとっては、慢性的な食糧不足のなかでの貴重な蛋白源であり、こうやって上手く干物にして保存できるようにしているんですね。
さすがに干物にすれば旨味成分が増して美味しく調理できるのでしょうか?
まさかカチカチにしてナマズ節にはならないでしょうけど(笑)
思いも寄らず街中で他所では見れない珍しいモノに遭遇することができました。
おしまい
次回日曜日の日本編はまたまた東京下町のお祭りネタです。
※前回のお答えコーナー
<→ルカさん>
路地の映画、恐らくは町内会のお祭りみたいなものの一環だと思われるので、料金を個別に徴収はしていなかったと思います。もちろん私も払ってませんからね。もし料金とっていたら裏から見ている人たちはやはり半額ですかね。
<→梅さん>
この辺りバンコクのど真ん中なんで、映画館とかはいくらでもあるんですけど、こういうのはまた映画館と雰囲気が違っていいですよね。生活の一部になっている感じが特に!
<→砂たこさん>
現在はパソコンやスマホで個人が個別に好きな時間に好きな場所で好きな映画を見れる時代で、こういう光景は過去のモノになりつつあるのでしょうが、映画といいうメディアの為にもなんとか受け継がれて欲しい文化ですね。
<→いでちゃんさん>
当時のタイではまだまだ映画が大衆の娯楽文化として上手く機能していた時代だったんだと思います。こういう思い出って一生モノですよね。
<→花奈江さん>
路地裏の空間で隣近所の人たちを同じ時と文化を共有するっていうの、ホントに素敵ですよね。私は京都の街中の人間なんで地蔵盆を思い出しました。
<→密原さん>
路地裏映画、今の日本ではなかなかお目にかかれない光景です。『恋する惑星』内容はあまり覚えてませんがフェイ・ウォンが可愛かったのだけは忘れられません!
<→たやすさん>
町内会のお祭りの一環なので、料金はおそらく町内会が事前に払っているかと思います。
<→一花さん>
そういえば一花さん、寄付をされたとかで、水の事には詳しそうですね。雨水タンク世界的には需要も高そう。今はろ過機も性能上がってコンパクトにもなったので併用すれば沢山の問題が解決できそうですね。
青鷺さん、他ページにて沢山のコメントありがとうございます。
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