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019. とある旅芸人の肖像
モンゴル Mongolia 1995(カラコルム Qarā-qūrūm)
モンゴルの夏まつり『ナーダム』の季節に交通のダイヤが不定期となり、首都ウランバートルより250キロ近く離れたカラコルム(かつてモンゴル帝国の首都があった街)から戻れなくなった小生を自前のジープに便乗させて連れ戻してくれた心優しき旅芸人一座の女優さん。
しきりに「私たち、この国ではちょっと名の知れた女優なのよ~ん。」
みたいなことアピールしてました。(モンゴル語わかりませんが…)
ノンフィクション作品『草原の双コブラクダ』でも触れましたが、当時モンゴルでは写真はまだ貴重なアイテムで、お礼事にポラロイドカメラで撮ってプレゼントすれば非常に喜ばれる時代でした。芸は身を助くとはまさにこのことですね。
いまはきっと、みんなスマホで撮りっことかしてるんでしょうね。(笑)
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