亜細亜 写真 風土記 1991-2003

223. バンコク水上バス

タイランド Thailand 1997（バンコク Bangkok ）

今回取り上げるのはタイの首都バンコクの水上バスです。

巨大な街を南北に貫く大河チャオプラヤー川を縦横無尽に走り回る水上バスは、バンコクに住む人々にとって、欠かす事のできない重要な交通機関です。

二枚目がその船着き場の全景になりますが、その乗り降りはなかなかワイルド！！

基本的に乗り降りは船の最後尾から行うのですが、三枚目のようにバックでフロート付きの桟橋に接近し、適度に近づいた状態で、船との隙間に板などを敷くこともなく、早い人だと一枚目くらいの間合いから、次から次へと、飛び降りたり、飛び乗ったりが始まります。

流石に見たことはありませんが、年に数人くらいは波の高い日などに船と桟橋の間に落っこちたりしてるいかもしれませんね（笑）

昔のフィルムカメラのパノラマモードで船着き場の全景をとって見ましたが、黒い部分は普通の35ミリフィルムの上下部分。

フィルムスキャナーで取り込んでデータ化しているので、その中央だけに細長く露光しているのがわかりますね。

女学生や街のOL、御婦人方もスカート姿でグラグラ揺れる桟橋からヒョイヒョイと飛び乗ってきます。

最初に飛び乗る時は少し緊張しますが、一度乗ってしまえば、船は風を切って川面を疾走！

常夏の国にいる事をひとときだけでも忘れさせてくれる爽快な船旅が魅力のバンコク水上バスでした！

おしまい

次回金曜日のインドシナ半島編はカンボジアのプノンペンからです。

※前回のお答えコーナー

先日は我が家の愛猫おっちゃんぶー逝去の報告にたくさんの追悼のお言葉ありがとうございました。

先週中に無事火葬も終えまして、いまは遺骨となって、かつてと同様に嫁さんの側で静かに佇んでおります。

しばらくの間、皆様にはご心配おかけしましたが、本日より通常営業に戻りますので、いつものノリで楽しい対応宜しくお願いいたします。