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227. 夕涼み
マレーシア Malaysia 1994
本日はマレーシアの東海岸の海辺からお届けします。
三人のお子さんとそれを気遣うお母さんの後ろ姿、小生お気に入りの一枚。
マレーシアの都市部は首都のクアラルンプールをはじめ西海岸に集中しており、逆側の南シナ海に面した東海岸は開発が遅れていたため、当時は海沿いの町や村ものんびりとした雰囲気が漂い、そこに住む人々も至って穏やかで、旅人にとってはとても居心地の良い場所でした。
常夏の国だけにそのビーチは終始海水浴客で溢れていても良いと思うのですが、真昼間から泳いでいる人はほぼ見られず、人影もまばら。
ですが陽が西に傾いた夕暮れ時になると、どこからともなく地元の人々がビーチに現れて、いわゆる夕涼みのようなものを思い思いに始めていました。
どうやらそれが常夏の国を穏やかに生き抜くためのマレーシア人の知恵なのでしょう。
本日はそんな中から三枚のショットを用意いたしましたが、皆さんはどの作品がお好みでしょうか?
一枚目と同じ家族。
お父さんが現れ子供たちと共に波打ち際へ、それを見守るお母さん。
こちらでは家族ごとに集まってお他愛のない喋りタイム…。
浜辺に穏やかな時が流れていました。
おしまい
次回はベトナム中部のハイヴァン峠からお送りします。
※前回のお答えコーナー
<→新城さん>
いで姉さんに感謝!読んでいただいてありがとうございました。うっくんもそれなりのお歳なんでしょうか?気になります。
<→ルカさん>
確かにウルトラセブンに出てくるカプセル怪獣の「ミクラス」っぽいかも。ってルカさんには分からないかな(笑)気になったら画像検索してください。結構かわいいですよ。
<→花果さん>
我が愛猫のショートストーリー、おすすめです!
秋口になるとこの昆布の海に鮭鱒の群が突入してきます!229ページ
<→梅さん>
そう、どうしても女の子の方に眼が行ってしまうのですが、獅子は獅子で愛嬌のある顔してるんです。オカサーにも紫禁城の狛犬いかがですか?
<→いでちゃんさん>
ごっつん娘の笑顔に魅せたれた中建です!『ナカケンさんちのおっちゃんぶー』お疲れ様でした。出来不出来の問題ではなく、気持ちの乗った作品に読者は惹かれるというお見本!学ぶところが多かったです。本当にありがとうございました。
<→砂たこさん>
獅子像に感じる威厳と温かみ、なんとか国政の方にも活かしてほしいところですね。いでちゃんの力作読んでいただいて感謝!多くの読者におっちゃんぶーの事を知っていただけて感無量です。
<→倉橋さん>
まさかミャンマーで和傘に出会うとは…。9ページ
最近は温暖化でもこういう風景はあまり見なくなりました!10ページ
もう北京では決して見られない風景かと…。11ページ
インドのベナレスを小さくしたような場所です。12ページ
<→花奈江さん>
中国って、縛りの強い国のイメージですが、意外にこういうところは自由でおおらかなんです。政治もそうなればサイコーなんですが…。いでちゃんの作品当事者の私が一番感動したかもです。
<→たやすさん>
獅子の股座に頭が挟まってレスキューにならなくて良かったです!
<→蜜原さん>
こういう子と眼が合うとしめたものです!蜜原さんちの愛猫リルケやフェルディナン、あの世で新入りのおっちゃんぶーと仲良くしてやってくださいね!
<→青鷺さん>
そういえば日本では涅槃仏は主流にはならなかったようですね。220ページ
急激な開国で貧富の差が広がったのは事実のようです。221ページ
「せんとちゃん」いいですよね?222ページ
プライドといいますか植民地根性といいますか(笑)223ページ
正解です。詳しい答えは229ページをご覧ください。225ページ
遺影として部屋に飾っている一枚です。226ページ
渋滞が無いのが一番の理由かも。バンコクも昔からゲリラ豪雨は凄いんです。227ページ
日本のも我が故郷京都辺りにはいそうですが、ここまでストイックな雰囲気は醸し出せないと思います。228ページ
かつては「夏のひと月の稼ぎで一年を暮らす」と言われるほど儲かったみたいですが、今はダメみたいです(笑)229ページ
<→ふじのんさん>
関東にはなかなか回ってこない羅臼昆布、使っていただいて感謝です。実はさらに手のかかる奴なんです(笑)
<→キキさん>
私の写真でミャンマーへの理解を深めていただければ幸いです。
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