亜細亜 写真 風土記 1991-2003

021. オカンを連れて屋久島へ

日本 Japan 1993（屋久島 Yakushima）

我が国が誇る世界遺産、屋久島にある縄文杉です。

世界遺産への登録はこの年（1993）の12月で、撮影はその少し前の３月、大学の春休みを利用して、縄文杉を見たがる母を連れて行ってきました。
思っていたよりハードな山道で二人ともヘトヘトになりましたが、当時はそれほど観光地としてもフィーバーしていたわけではなく、上の写真のように、木の根元までズカズカと乱暴に近づくことができました。（いまでは恐らく柵がもっと手前に張られていて、このような接近は禁じられていると思います。）
二枚目の接写も近寄れるからこそ撮れたもので、運も良かったです。
こうして、人間と比べてみたら、やっぱり縄文杉デカいですね。

その山道で偶然、中学校時代の担任の北川先生♀に遭遇して、
「けんたろー、親孝行やんかー！」
と、人目を憚らず大声で叫ばれ、恥ずかしい思いをした記憶があります。

北川先生、あの時は恥ずかしくて言えませんでしたが、
旅費は１００％オカン持ちでした。

あとよく写真見たらオカン柵のロープの内側に入ってる！（２７年目の真実）これは完全にアウトですが、時効にしてやってくださいませ。（笑）
本人まだ生きてますので、会ったときに叱っておきます。