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解放
「和人様のお手伝いをしております クレアと申します」
私は美紀という女性に挨拶をした
「よろしくね クレア」
小柄で愛嬌のある女性だ 和人様にとてもお似合いだろうと感じた
私達HAIは見た目は人と同じで人口皮膚で全身をまとっている
唯一違うところ額の左右に今の状態を示す円形の輪が埋め込まれている
平常時は青色のライトが点灯するというように
今の状態が一目見てわかるようになっている
「クレアはよくやってくれているんだ 本当に助かっているし
なにより君に似てかわいらしい外見をしているだろ」
「確かに、どことなく私に似ているわ、、、」
美紀はクレアに近づいていろんな角度から見ていった
「ほらこうやってならんで立ってみると姉妹みたいに見えないかしら?」
「背は美紀のほうが少し高いから美紀が姉かもね」
私は人間と同じように接してくれる美紀さんに好感をもてた
「私も美紀さんの妹としての役割が欲しいです」
はははと3人で笑いあった
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