第4章 人気者の恋愛事情?

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滋はそう言ってニヤニヤ笑っている。私はムッとして滋を睨むと、 「恋愛かぁ。確かに、考えたこともない。できる気がしない。恋愛…結婚…子供?!想像できない!!」 私はそう言って青ざめると、滋は頬杖をついて、 「子供の方がしっかり者とかで、お前、負けてたり」 と笑って言うと、私はお前テーブルの上に置いてあったみかんを取って滋になげつけた。 「暴力はんたーい!」 今は恋愛なんか、しなくていい。 楽しい時間はこうしてあるし。 学校でも梶原さんと話しているのも楽しい。 そうよ。友達が出来ただけでも、かなりの進歩よ!
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