プチリッチになろう♪ 導入編③

勉強会の後

　いつもは会社の最寄り駅から会社までのコンビニに寄ってからだったが、今日からは直行なので余裕がある。
スムーズにコーヒーが買えないこともあるからと少し早めに出かけていたけど、２本後の電車でも間に合うが、混み合うので１本前のにした。
マイボトルにして最初のメリットは、いつでも飲めることだった。
電車待ちでも、会社の最寄り駅に着いた時でも飲めるのは嬉しい。
作り立てを飲めて、抽出を待っている間のボーっとする時間も好きだったけど、レジの待ち時間を考えると案外良いのかもしれない。
そんなことを思いながらいつも立ち寄っていたコンビニの横を、心の中で顔馴染みになっていたコンビニの店員さんに謝りながら通り過ぎた。

　自分のデスクの上にマイボトルを置いて仕事を始めた。今まではいくら保温性のあるカップとはいえ飲み終わる頃には冷めてしまうか、冷めない内にと早めに飲み切ってしまっていた。
でも今日からはそんなことを気にしなくても良いんだ。
そんな些細なことがなんか嬉しいかもしれない。

仕事中は職場の人達とお金を出し合って買っているインスタントをカップに入れて飲む。
給湯室のたわいのないコミュニケーションも楽しみの一つでもある。
今日からは最後の給湯室行きの時に、持参したスティックでマイボトルにコーヒーを入れる作業が加わる。初日はオーソドックスなブレンドコーヒーにした。
仕事を終えた後にすぐに飲めるのも良いかも。