復讐へのカウントダウン

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眼帯の男に担がれたまま、2階の部屋へと運ばれるとアキラも入って来た。 「な!何でお前まで!」 そう叫ぶと、アキラは俺に顔を近付け 「アキラさん!お前、新人で一人部屋なんかもらったら、どうなるか分からないぞ」 そう言うと、ゆっくりと俺から離れて 「此処には、お前以外に8人赤司様の息子が居る。大体、初日に赤司様に抱かれた後、部屋で他の奴等に輪姦されるのがオチだ。それが良いならどうぞ」 って言われた。 俺が呆然としていると 「ここは序列が決まっている。一応、俺がNO.1だ。だから、ここでは赤司様の次に俺が絶対だ。意味、分かるか?」 そう言われて、俺は小さく頷く。 「だから、此処に居れば絶対安心だ。誰も此処には入って来ない。例え俺が此処に居なくても」 と言うと、アキラはベッドに下ろされた俺の隣に座ると、ギュッと俺の身体を抱き締めた。 「何すんだよ!」 反抗した俺に 「安心しろ。この部屋は防音になっている。思い切り泣いて良いぞ。その代わり、涙が乾いたら、もう、前を向くしかない。良いな」 と、優しく囁かれた。 「何で……優しくするんだよ?」 溢れ出す涙を、アキラが優しく拭う。 「何で?そうだな……。実は俺の本名、お前の光輝の輝くという字を書いて『アキラ』なんだ。だからかな?お前が弟みたいに可愛いんだ」 そう言って優しく微笑んだ。 俺はアキラの胸にしがみついて泣いた。 親父の悲鳴のような叫び声。 母親の、転んでも裸足で必死に追い掛けてくれた姿。 「お前は両親に愛されて居たんだな…」 優しく頭を撫でてアキラが囁く。 俺は泣いて泣いて泣いて、涙が枯れる頃にはアキラの膝枕で眠っていた。 アキラは何故か、ずっと俺に優しかった。 時には怒られたり叱られたりもしたけど、いつだって俺に手を差し伸べてくれた。 初めて赤司様に抱かれた夜。 覚悟をしていても、実際は気持ち悪かった。 ガマガエルみたいな男に、身体中を舐め回されてキスをされる。 キスを拒めば、応えるまで終わらない。 初夜はアキラが補佐について行われた。 俺が逃げ出さないように、逃げようとすればアキラに足首を掴まれて引き戻される。 そしてその度 「お前が逃げ出したら、家族はどうなる?更なる借金だぞ」 そう言われて、己の身の程を思い知らされた。 泣きながら身体を差し出し、身体の至る所を舐め回された。 「光輝は美しいなぁ…」 そう言いながら、手の平、指の先から爪の間。 脇の下に至っては、しつこく舐られた。 萎えて立ち上がらない場所は、ふやけるんじゃないかって程に咥えられ、ヒリヒリと痛い。 背中に返され、背骨に沿って舌が這う。 顔が見えない分、幾らかマシではあったけど……。背中を舐め回されて、尻臀を揉みながら後孔を舐められて悲鳴を上げた。 何をされるのか、なんとなく肌で分かった。 すると赤司様がアキラに瓶を取るように命令すると、アキラが瓶の中の液体を手の平に落として人肌に温めると、赤司様が割開いた後孔にタラりとその液体を垂らす。 そしてゆっくりと指をソコへ差し込み、円を描くように指を中へ中へと差し込んだ。 その間も反対側の手で、今度は瓶から直接液体を流し込む。 すると段々、そこが熱を帯びたように熱くなる。 「え?なに?熱い!」 びっくりして動こうとすると、赤司様に身体を押さえ付けられ 「暴れるな!怪我をするぞ!」 と怒られた。 諦めて大人しくすると指が2本になり、左右に開かれて液体を中へと流し込まれた。 気持ち悪い感触に涙を浮かべ、必死に堪えていると、身体の中を出入りしていた指が引き抜かられた。 ホッとしたのもつかの間。 指とは比べものにもならないものが、一気に中に押し入って来た。 でも、アキラが丁寧に解してくれたお陰で、圧迫感だけで痛みは無かった。 身体を押し開かれ、ガンガンと腰を打ち付けられて早く終わる事を祈っていた。 すると両足を抱えられ赤司様の膝に乗せらると、まるでおしっこをさせられるような格好でアキラの方へ身体を向けた。 「アキラ、前を可愛がって上げろ」 そう言われ、アキラが萎えて小さくなっている俺を咥えた。 「いやだ」や「ダメ」は禁句とされていて、思わず「嫌だ」と叫びそうになった唇を噛んだ。 後ろをガンガン下から突き上げられて、前はアキラの口淫で立ち上がり始めた。 まだ精通していなかったので、無理矢理イカされて咽び泣いた。 腹の奥に気持ち悪いモノを吐き出され、気持ち悪い男が納得するまで唇を貪り尽くした。 やっと解放された頃には、心神喪失状態だった。
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