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「光輝、お帰り!」
赤司が両手を広げて歓迎してくれた。
(あぁ……また、籠の中の鳥生活か……)
抱き締められながら、心の中で溜め息を吐く。
「赤司様、早くお会いしたかったです」
笑顔を作り、赤司を見詰めると
「光輝、傷は大丈夫か?」
そう言いながら、忙しなく腰から尻のラインをいやらしく撫で回す。
面倒くせぇな……と心の中で舌打ちしながら
「赤司様、そんな風に触られたら……我慢出来なくなります」
甘えるように呟き、2階から顔を出したアキラに目配せをした。
逸人の一件以来、赤司が何やら裏で動いているとアキラが言っていた。
しかし、何をしているのか…までは掴めていないらしい。
赤司はあの日以来、俺への執着が酷くなっていた。
「光輝……お前が入院している間、ずっとお前を抱ける日を指折り数えて待っていた」
そう言われて、玄関フロアで唇を重ねる。
まぁ……、部屋でねちっこく長々と抱かれるよりはマシか……と、赤司の首に手を回してキスを受け止める。
相変わらず、ガマガエルみたいな醜い容姿に反吐が出るが……俺は赤司が求めるまま、玄関フロアの長椅子に押し倒された。
シャツを引きちぎられ、首筋から胸にむしゃぶりつかれた。
「光輝の可愛い乳首が、俺にしゃぶられて喜んでる!」
ちゅうちゅうと音を立てて吸われ
「あっ……赤司様ぁ……」
感じているフリをして、赤司の髪の毛に触れる。
「光輝……俺の光輝…。誰にもやらん!私だけの光輝だ!」
そう呟き、性急にベルトを外すと、ズボン事一気に下着を下ろした。
俺の腹に残った刺傷に触れると
「光輝の芸術のような美しい体に傷が……」
そう囁いて、傷口に舌を這わせる。
「赤司様を守れた、名誉の傷です…」
そっと赤司の頬に触れて言うと
「光輝……お前は本当に、私だけの宝だ」
そう言うと、指を鳴らして執事を呼んだ。
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