22人が本棚に入れています
本棚に追加
7、白鴎邸で(2)
「あぁぁぁ」
ゆっくりと甘い吐息をこぼしうるうるっと涙を流す。
「嫌がるかな? そろそろ起きるだろうが、少し、感度を目覚めさせなくてはね……」
そう言いながら指の抽挿を速めればめちゃくちゃに乱れ始めぎゅっとシーツを思わずつかんだので
「そろそろ起きなさい、心音、ご奉仕の時間だぞ」
そう言われて目を覚ますと
「やっ、なんで、先輩、寝かせてください、お願い」
そう懇願されてもわざとわかる様に中への刺激する指を1本から2本に増やした。
「寝れるものなら、どうぞ、まぁ、俺はその方が楽しいから、かまわないけどね」
そう言いながらじゃぶじゃぶっと中の良い所をグリグリっと刺激されればとても寝れる状態ではなか成った。
「あああああ、ゆ、許して、理人先輩、もう、無理」
そう呟かれても理人は行為を止める事は無い。
中をしげきされればされるほど大粒の汗となって体が辛そうに軋む。
「いやぁぁぁぁ、もう、許して!!!」
そう泣き叫べば理人が心音に
「本当に、今やめて良いのか? 止めたら、俺の言いつけを守れなかったことになるよ? そしたら今より辛いお仕置きが待っているけど本当にいいんだな?」
そう言われて
「ひっ、」
っと小さく悲鳴を漏らした。
「お仕置きはヤダ、お願い……許して」
そう言われて理人が少し考えた顔で
「じゃあ、今からいう言葉を素直に言えたら、お仕置き免除かな?」
そう言われて心音は藁にでも縋りたい思いで
「うん、わかった言うから」
そう言われてにやりと理人が笑った。
「じゃあ、続けて言うようにね」
そう言ってから少し間を開けると
「私、心音は……」
そう言いながら心音に視線で言うよう催促してくるので、心音か
「わ、私、心音は」
そこまで言うと理人がにやりと笑みを浮かべたまま
「理人先輩にお外で調教されたいです」
そう言われて心音は黙った、
その途端、指の刺激が再開する。
「やぁぁぁ、い、言えな」
そこまで言いかけた途端さらに激しくなる攻めに体が見る見る真っ赤に染まり理人が
「そう、悪い子だ、では、思いっきり攻め立てて、言葉を引き出そうか? 俺が言えと言っているんだ、堕ちろよ、心音」
そう呼ばれて心音が涙を流す。
すると、理人か
「ほらほらほら、どうだ? これなら言えるか?」
そう言いながら理人の指が心音の良い所をわざと突き上げて行く。
「ああああああ、も、もう」
そう泣き叫んだかと思えば理人が指を抜いた。
ドバっと大量の白い液体がシーツの上に散乱すれば理人がクスリと笑った、
「おや、イッたのか? さ、心音、どうしてほしい? 言うか? それとも、第二ラウンドでもするか?」
そう言われてブンブン首を振れば
「ではなんて言えばいいのかは教えたよな? 言いなさい」
そう言われて心音は涙を流した。
正直怖い……。
野外でなんてしたことがないからだ。
「や、優しくしてくれますか?」
思わず出た言葉に理人が苦笑した。
「保証はできなさいな、これも、厚生の一環だよ、で、答えは?」
そう問われてしまえば答えない選択肢は無いのだろう。
「分かりました、行きます、その、ご教授の程よろしくお願いします」
そう言われて、理人がにやりと笑った。
「いい子だ、じゃあ、明日は、少し玩具持って出かけようか? 幸い、日曜だしな」
そう言われて、心音が外の窓を眺めたら、外はしとしとっと雨が降り始めていた。
最初のコメントを投稿しよう!