8、理人との初デート(1)

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8、理人との初デート(1)

ゆっくりと、目を覚ますと、理人の車の中だった。 「おはよう、起きたみたいだな」 そう言われて戸惑う。 「何処に向かっているんですか?」 そう聞けば理人が微笑むと 「温泉かな、白鴎の所有する温泉付きの別荘に向かってる」 そう言われて理人をちらっと見た。 車を運転する姿もかっこいいなっと思って居たら理人が心音に 「さて、心音、俺が運転する間、お前、暇だよな?」 そう言われて理人に頷けば理人が後ろの座席を指挿すと 「後ろに良いものがあるぞ」 いいものと言われて心音が戸惑えば 「見ればわかる、とっておいで」 そう言われて後ろの座席に滑り込むとそこには綺麗な赤い封筒が入っていた、 「なにこれ」 思わずそう言えば理人が片手を差し出すので差し出せば封筒を開き封を切るとそのまま手招きしたので 前の助手席に戻れば理人が器用に片手で何かを取り出した。 それはコードのついているピンク色の物体で……心音が戸惑えば 「野外だからね、あまり、過激な事は、お前も嫌がるから難しいけど、初心者にはこれくらいでもいい刺激にはなるだろう?」 そう言いながらその物体をスカートの中に忍ばせて行く。 「な、何を」 そう言えば理人が苦笑すると 「何って、昨日言っただろう? 野外調教だけど?」 そう言いながら下着をずらして行くとそのままその物体を中に挿入して行った。 「あっ、やっ……怖い」 そう言ってぎゅっとスカートの裾を両手で握りしめていれば カタンと急にシートを下げられた。 頭が自助に下がり寝る体制になると理人が 「リラックスして、心音」 そう言われて体の力を抜けば片手でシートベルトを着けたので戸惑うと 「暴れられたら俺がけがをするからね」 にっこりと微笑むと赤信号の時にリモコンに電池を入れて行く。 そして蓋をすると青信号に成ったので車を走らせながら 「さて、少しお楽しみと行こうかな? そう言えば、心音、食事はまだだったよな?」 そう言われて心音が戸惑えば 「今起きたばかりだからまだだけど、そう言われて理人が 「ふーん、近くにコンビニあるな?」 そう言われて戸惑った。 「まさか、このまま買いに行けとか言う?」 そう言われて心音に苦笑すると 「俺もそこまで、鬼じゃないよ、とりあえず、スイッチ入れとくから、適当に遊んでて」 そう言いながらボリュームを微弱に下げるとピッとスイッチを入れた。 「あっ、うううう」 体がじんわりと汗をかき始めれば人がクーラーのスイッチを入れると 「寒くはないな?」 風に手を当ててから理人が財布を取り出すと 「心音、帰るまでイクなよな? それと、今だけは、俺の事おかずにしていいぞ」 そう言われて理人がさらりと頬を撫でた。
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