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若葉姫乃は、私立の女子高に通う二年生。
見た目普通、学力普通以下だけど明るい性格で、クラスでは人気のある女の子だけど、そんな姫乃は百合大好き少女だった。
女子高に通ってるのも、百合が好きだから将来百合作家になる為に、女の子しかいない学園生活を送る為である。
そんな姫乃は、いつもクラスメートに何かいいネタないって、聞いていたのでクラスメートは一人を抜かして、姫乃が百合好きなのを知っていた。
唯一姫乃が、百合好きなのを知らないのはクラス一お堅い事で有名な、クラス委員長の高月ゆずだけだった。
ゆずは、いつも一人で本を読んでいる文学少女で、誰とも話さない女の子だった。
何でそんなゆずが、クラス委員長をやっているのかと言うと、二年生になったばかりの頃クラス委員長を決める事になったのだが、誰もやりたがらない為に、担任の女性教師がゆずにお願いしたのだ。
ゆずは「わかりました」と返事をしたので、何とかクラス委員長不在だけは免れた。
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