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以前なら、姫乃の事を心配等しなかったのだが、姫乃に看病されて姫乃の優しさに触れて本当に少しだけだけど姫乃へのイメージが多分良くなったと思う。
でも勝手に脳内で自分の裸をイメージしては、だらしなく涎を垂らすのだけは勘弁して欲しかった。
ゆずがいくら自分の裸を想像するなと言っても、姫乃が想像している事はわかっていたのでゆずは、やっぱり姫乃は女の子が好きなんだと確信していた。
ゆずにバレているなどとは、1ミリも思っていない姫乃は相変わらず授業中にも関わらずゆずとのお風呂を想像して、エヘエヘと薄ら笑いを漏らしながら涎を垂らしていた。
そんな姫乃をクラスメートは勿論、先生もまた始まったよこの娘はと生暖かい目で見守っていた。
自宅に戻ると、姫乃は早速行動に出る。
「お姉ちゃん。今日一緒に」「嫌よ!」
最後まで言ってないのに、はっきりと断られてしまった。
「まだ、何も言ってないのに」
「言わなくてもわかるわよ」
どうせ姫乃の事だから、一緒にお風呂に入ろうとか裸を見せろと言うに決まっている。
言おうとしていた事を、言われてしまって姫乃は何も言えずに固まってしまう。
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