退職の準備、始めました

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1、7カ月前(5月) 今回のGWは、11連休もあったが、自粛連休で、自宅にいた。 ご存じのように、コロナの影響だ。 連休前から、会社の仕事も在宅を交えた勤務である。 もともと、5月の連休は、毎年、道路も大変な混雑のため、旅行等の計画は立てない。 そして、今年は、特別なのだ。 何が特別かと言うと、長年勤めた会社が、最後となる。 公務員は、年度の区切りだが、一般の会社では、誕生月が最後だ。 私の誕生月は、11月だ。 たぶん、あっという間に来てしまうだろう。 再就職しなければ、365日が大型連休になる。 反対に、再就職したなら、そう良い待遇の所は見つからないだろう。 再就職といっても、定年+定年延長5年なので、再々就職なのだから。 GW中に、退職までに、やるべき事を考えてみた。 1番目は、働くかの判断だ。 65才以上で更に働く必要があるのか。 働かなくてはいけない理由 ① 年金と現在の給料を比較すると、年金の方が大幅に少ない ② 健康保険は、社会保険を継続したい ③ 生活の基準を下げたくない ④ たまには、旅行や外食がしたい ⑤ 子供の結婚資金援助 残り1名 ⑥ 老後の資金確保 こんなところかな。こうしてみると、やっぱり、年金の額が低い事が一番かな。 今の生活は、特別に贅沢をしている訳ではない。親としては、子供の婚礼資金援助も確保しておかなければならない。 そして、70才以上を本格的老後と捉えると、65才から貯蓄を切り崩していっては、それこそ、生活が成り立たない。  これで、働かなくてはならない事は、はっきりした。 それでは、65才以上で働けるのか、確認してみよう。 ① 65才以上に職はあるか ② 体力的に動けるか ③ 精神的に、安定しているか ④ 仕事以外にやりたい事があるか ⑤ 親の介護があるか これらを、検証してみよう。 ① 今までは、研究開発部門の仕事Onlyできたが、この世の中、選ばなければ、シニアでも雇ってもらえる求人はある。 警備・清掃・送迎・管理・介護など色々で、本人次第だ。  ○かな ② 身体的に故障は無い。血圧も問題ない。しいていえば、高脂血症の錠剤服用と視力が低下ぎみ。今の段階では○ ③ 働く気力は、まだ大丈夫。但し、それは、慣れた職場に対してで、新職場はわからない。今の段階では△ ④ 仕事をやめて日常的にやりたい事で、何が何でも的なものはない。 ゆるい趣味位だ。今の段階では○ ⑤ 私達の両親は、すでにに逝ってしまい、介護はない。 妻は私より若いので元気だ。確定の◎ 結論 「本人次第で、働き口はある。 懸案項目は、新職場に馴染めるか」  11月までの計画を立てて見た。 5月  就職先の選定 二か所以上       履歴書の作成 6月  就職先候補の通勤時間測定        目標1Hr以内 7月  就職先決定  面接          履歴書提出(PC)    8月  面接   夫婦旅行検討       予約 9月  同期会         鎌倉 10月  夫婦旅行       休暇調整     11月 会社退職                身辺整理・手続き  年金手続き   12月 新職場出社(検討中)          娘夫婦 出産予定月                         1月 新職場出社  大雑把な計画だが、追い込まれている感じはしない。それは、何故だろう。 ・65才まで働いて来た自信     ・ここまで働いて来たからもういいや的逃避感 ・夫婦二人暮らしの安堵感  ・ローン無し     ・現状が困窮状態ではないので危機感不足  やっぱり、今は困窮状態に至っていないので、のんきに構えているのだ。 これが、夫婦のどちらかでも体調をこわしたりするだけで、一気に形勢は悪化する。  転ばぬ先の杖の例えがあるように、私はこう考える。  働く事 → 体を動かす → 人に会う→ 言葉で脳が活性化 →   老け防止 → 医療費削減 → 安定した老後生活  と、つながる。 と言う訳で、65才以上も新たな職場を見つけ、「欲張らず 気張りすぎずに 根気よく」をモットーに働いていくつもりだ。 妻とは4才違いなので、妻が年金を受け取れる時まで働ければいいかな。 その後は、やっぱり、旅行に行きたい。外国は、もう面倒くさいので、国内がいい。 東北方面は、山形までしか行った事がない。青森に行ってみたいな。 本州の北の端だ。北海道が見えるのかな。 それから、四国にも行った事がないな。四万十川って水がきれいなんだろうな。川漁師がいるって言う位だから。 それから、北海道か。冬はスキーで2回ほど行った事がある。 行くとすれば、初夏がいいな。 九州は、娘婿の実家があるので、意識しなくても足を運ぶ事になるだろう。 私達夫婦は、お酒が好きなので、美味しいものをつまみながら、飲みたいな。 そう思うと、早くその時が来ればいいなぁ。そして、その時は、夫婦とも 健康な状態である事を願うばかりだ。
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