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〜初めての夜〜
「あっはぁ❤ユノといると楽し//」
俺達が練習生として顔を会わせてからどれくらい経ったかな?
最初のお互いの印象はマジで最悪だった。
絶対、仲良くなれないタイプだと思った。まるで油と水の様に。
でも、ユンホを知れば知るほど良い奴だって分かったし、それよりなにより、一緒にいて凄く楽しいし、落ち着く。
ダンスはめちゃめちゃ上手いし、小顔だし。男の俺から見ても、惚れ惚れするほどイケメン。
そのうち一緒に居るのが当たり前になった。
デビューが決まって、5人で同居することになって、持ち前の世話好きが高じてみんなの食事の世話を買って出た。みんな好みが違うし、ハードな練習スケジュールで初めのうちは苦労した。でも、皆が美味しいって言ってくれると、苦労が報われたような気持ちになる。
そんな中、メンバーのユチョンに彼女が出来た。
俺は練習生になる頃、彼女と別れてからそんな余裕もなかったし、彼女が欲しいなんて思わなかった。だって、ユンホといる方が楽しかったから。
「ジェジュン!ニュース!ニュース!ユチョンに彼女が出来たらしいぞ?」
「へぇ~?ま、いんじゃない?まだデビュー前だし、バレなきゃ。」
「ジェジュンは彼女欲しいとか思わないのかよ?」
「別に~?ユンホといる方が楽しいし。」
「そうか~?」
「うん。ユンホなら、俺…抱かれてもいいかも(笑)」
…俺は冗談のつもりだった。
「ジェジュア!」
「っえ? …ちょ///」
俺は、ユンホにそのまま押し倒された。
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