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苦手克服します
「ちょ、ちょっと待ってよ達也!僕を見捨てるの!?」
「見捨ててないだろ、ちゃんと俺の後任は用意したぞ」
「む、むりだって!!お前のサロン、おしゃれな人多くて、、、、、僕、、、僕、達也がいい!!」
「嬉しいが諦めろ。俺の後任は技術も確かだが、コミュ力もピカイチだから無言の圧力は皆無だし、安心しろ」
「ほんと…?」
「本当、本当―!明日の19時に予約入れとくからちゃんと行けよ~、巧斗にも伝えとくわ~」
「ちょ、明日!?まっ(p-.p-.p-)…達也の馬鹿っ!」
pm.18:30
どうしよう。早く来すぎちゃった。せっかくのカットなのに気分は憂鬱。いつも利用しているサロンに髪を切りにきてるのに緊張で今にも吐きそう。ことの発端は、僕の幼馴染兼カット担当の達也が海外に支店を出すことになったとのこと。そりゃ、おめでたいことだけど…おめでたいんだけど…さ。実は僕、極度の人見知りで、特に美容室が苦手なんです。あの無言の息苦しさ…あれに耐えるくらいなら髪の毛伸ばしてた方がましだ!と、ずっと伸ばしてて、お化けみたいな髪型の時に再会したのが達也。それからは美容師になってた達也が僕の担当になって、定期的に強制的に髪を切られていた。そんな達也が不在。そしてありがた迷惑なことに見知らぬ先輩に担当変更。そして予約まで…泣きたい。
(やっぱり帰ろうかなー…。よし!しれーっとキャンセルし…)
「あれ?しーちゃんじゃん~、早かったね?ささ、お入り~」
「え、え、し、しーちゃん?ちょ、引っ張らないでっ、あなた誰ですか?」
しれっと帰ろうとした時、いかにもチャラそうな今風イケメンが店の中からでてきた。いきなり僕をしーちゃんという謎の呼び方で呼び、腕を掴まれたかと思うと店の中に引きずり込まれ、個室風の席に座らされた。いつもはオープンな場所でカットしてもらっているため、この部屋は初めて。イケメンさんは終始笑顔で、鼻歌を歌いつつ準備をしている。達也の馬鹿っ!僕の苦手なタイプど真ん中を担当にするなんて…お腹痛い。
「店長から聞いてると思うけど、新しくしーちゃんの担当になった巧斗です。気軽に“たっくん”って呼んでね~。よろしく~。」
「やっぱり無理ですぅぅ。僕、極度の人見知りでして…達也、、、、店長は幼馴染だから何とか許容できたくらいで…」
「えぇ~、なんで~?だって店長とも一番最初は初対面でしょ~?」
「そ、そうですけど…」
「それから慣れてきて、許容範囲になったんでしょ~?」
「ぅ…そ、その通りですけど…」
「なら、俺にも早く慣れれば問題ないね~?」
「そんな無茶な…」
「やってもないのになんで無理だってわかるのさ~ぁ?ちょっと傷ついた~」
「うぅ…ご、ごめんなさい。傷つけるつもりはなくて、、、すみません、宜しくお願いします。」
「はぁ~い、よろしく~(チョロいなー…)」
「しーちゃん、痒いところはないかな~?」
「ちょ、ないです。ないですけど、くすぐったいです!もうシャンプー4回くらいしてません?」
「あは~、ごめん~。触り心地が神レベルで俺好みでさ~。でも本当に気持ちい~」
「も、もぅやめてっ!耳元で話さないで下さいっ、なんか背中がゾクゾクします」
「ちょっとしーちゃん、敏感すぎ~エロすぎ~!俺の息子が反応しちゃうから~」
「は、はぁ?ぇろ?」
「もっといろいろ触る前に起こすね~」
「え?え?」
何、何、何!?この人どんだけ入念にシャンプーするの!一応、毎日お風呂入ってシャンプーしてるからベトベトしてないと思うけど…。ま、まぁ、ヘッドマッサージ?かなり気持ちよかったから得した気分だけど、背中?頭?全身?何かわからないけど全身がゾクゾクして不思議な感覚は慣れない。敏感とかエ、エロいとか言われたけど…どういうことだろ。それよりも乾かしてさらっさらになった髪を手櫛で梳かれる度にビクビクなるからやめてほしい。この人ボディタッチ多い気が…
「あ、あの…カットは…」
「はっ!そ、そうだったね~、ごめんごめん。あまりにも気持ちよくて~えへへ。」
「はぁ~…」
「ちょ、そんな変態をみるような目はやめて~。ちゃんと仕事するって~」
それからは一応真面目にカットしてくれた。たまに耳とか…襟足とか触られた時にビクビクしたけど、、、、バレてないはず。それとたっくんさんは36歳で俺と2つ違いだった。この店を達也から任されて、オーナーをしてるらしい。ぽつり、ぽつりと話しかけてくれて不思議と、、、、本当に不思議なんだけど、会話が楽しいと思ってしまった。あと、達也が言ってたように技術は高いみたいで、流れるようにカットされていくのがなんだか綺麗でぼーっと見とれてしまった。
「しーちゃん~、そんなに見られたらさすがに緊張するというか~、(勃つというか~ぼそっ)」
「す、すみませんっ…なんだか綺麗で」
「やめて~、照れる~(この無自覚~)」
それからはなるべく見ないように目を閉じていた。たっくんさんの耳が少し赤くなってたから、やっぱり恥ずかしかったのかな。美容師でもやっぱり照れるのかー、今度から気をつけよう。
「はい、終わったよ~、ふわふわサラサラ~可愛いね~」
「か、かわいくはないですっ!」
「赤くなって可愛い~、じゃ次回は1ヶ月後でいいかな~?」
「じ、次回?」
「そうだよ~、しーちゃんの担当だって言ったでしょ~?サボっちゃだめだよ~?」
「は、はい…。」
そうだった。達也はしばらく戻らないんだった。でも今日はあまり緊張しなかったような…。次回も今日みたいな感じだったら大丈夫かも…。
side:巧斗
はぁ~~~~~~緊張した。しーちゃん大丈夫だったかな?緊張したかな?本当いうと実はしーちゃんの事は前から知ってて、今回は店長に頼み込んで担当にして貰った。さすが人見知りなだけあってめちゃくちゃ拒否られた時は泣きそうだった。でも押しに弱くて助かった。あんなにチョロいのも心配…。でもめちゃくちゃ可愛かった…。店長には不思議がられたけど、俺にとってはめちゃくちゃ可愛い!!!ぼーっと見つめられた時は軽く勃ちそうだった…いや、勃った。次回予約もなかば無理矢理とったし、少し攻めようかな…。
Friday:21:00
あれから1か月たった。あんまり髪伸びてない気がするけど…。それに、、、
(あ、しーちゃん?今日の予約時間だけど21:00に変更できるかな?ごめんね~)
なんて電話がかかってきた。最初は逃げないようにする忠告電話かと思ったけど、、、普通に忙しいのかな?別に今日じゃなくてもいいのに。ま、俺も仕事が遅くなったからいいけど。でも、久々だから緊張する。
「しーちゃん今日は時間遅くなってごめんね~、大丈夫~?」
「は、はぃ。あの、僕も仕事が…その遅くなったので…、他のスタッフさんは…」
「今日は忙しかったからもうみんな帰したよ~。それより~?この前帰るときはいい感じだったのに、また最初に戻ってない~?緊張しすぎ~!もう俺の事知ってるでしょ~?」
「そ、そうなんですけど…やっぱりこのキラキラオーラは慣れなくて、、、」
「ぶっ!!ちょっと~キラキラオーラってなにさ~!やめてよ~(勃つじゃん~)」
「1か月ぶりなので耐性が…」
「それだと毎回緊張とれないじゃん~…あ!!ねねしーちゃん、毎日仕事終わりにここに来てよ~、シャンプーしてあげる~」
「ま、毎日っ!?無理ですよ~、時間もないですし…それよりお金が厳しいです。」
「時間はどうにでもなるよ~俺、オーナーだし~?それにお金はいらないよ~」
「そ、そんな!そんな迷惑はかけられませんって」
「迷惑じゃないよ~、俺にとってもしーちゃんにとってもメリットしかないよ~?」
「メ、メリット?」
「そうそう。しーちゃんは髪がサラサラのふわふわになって~、毎日俺に合えば慣れるでしょ~?そして俺はしーちゃんの髪が大好きだから~これに毎日触れるなんて超癒されるし~?」
「せ、せめて週1は…」
「えぇ~?それで慣れるの~?」
「うっ…」
「ふふ~ん。ま、とりあえずシャンプーしよっか~」
思わぬ提案に焦った。そりゃ、毎日会えばたっくんさんにも慣れるだろうけど、、、僕の髪もふわふわのサラサラになるだろうけど、、、でもわざわざ僕なんかにそこまでする?達也にお願いされたからってそこまで迷惑かけられないよ。たっくんさんにとってはデメリットしかないしね。やっぱり丁重に断ろう。
「はぁ~やっぱり超気持ちい~。これが毎日触れたら俺は本当に最高なんだけどな~」
「うっ…そこまで迷惑はかけられないんで、、、」
「迷惑じゃないって~!何ならヘッドマッサージも俺、得意だよ~?どう~?」
「確かに気持ちいいですけど、ゾワゾワしますっ!」
「そ~う~?こうやって髪の生え際から後頭部にかけてマッサージすると…気持ちよくない?」
「うわ、わ、ちょ、、、っ。や、やめてぇ~」
た、大変です!丁重に断るどころか、たっくんさん、なんか変なスイッチはいってない!?マッサージは気持ちいいけど、なんか、耳元で話されると、、、、なんか、なんか大変です!しかもやめてほしくても、マッサージの手は止まらず、なんか変な気分になるし、大変っ。
「た、たっくんさんっ!もうマッサージいいですっ!十分気持ちよくなりましたし、これ以上はっ!」
「えぇ~?あ、そういうこと~。確かにコ~コ、ちょっと大変だね~」
「ちょ、触らないで下さいっ、、、」
「ココ辛そうだよ~?マッサージしてあげようか~?」
「は?ちょ、いいっ、いいですから!やめっ」
たっくんさんの雰囲気がやばい!完璧に変なスイッチ入ってる!!頭皮マッサージで反応した僕の馬鹿息子が一番悪いけど、悪いけどさっ、普通揉まないよね!?ほぼ初対面に近いただの会社員の、しかも男!そう、僕男!!どうにか手を止めたいけどいつの間にかズボンは膝まで下がって、下着越しにマッサージを受けている僕の息子。怖いけど気持ちよさが勝ってて、抵抗したくても力が入らない。無駄にバタバタ、ガタガタ動いて何とかかわそうとするけど、シャンプー台の上だし動けず。そうこうしてるうちに最後の砦の下着も下げられ、直接息子に手が…
「ま、まって下さいっ、、、急にどうしたんですかっ、怖い、、、うっ」
「目隠しもいいけど顔見えないと怖いよね~、ごめん~」
「ヒッ…こ、怖いっ」
「俺の顔、野獣みたいになってるかもね~、こんなおいしそうなモノが目の前にあったら…ねぇ~?」
シャンプーの時に顔に乗せていたガーゼを取ってもらい見たたっくんさんの顔は完全にスイッチオン。やばい、やばい、やばい、やばい!
「も、もう充分です。そ、そうだ!僕、用事がありました!帰ります、、、、っ痛。」
「まだ髪が濡れてるから、起きたらだめ~。こんな時間から用事なんてないでしょ~?こっちに集中しないと痛いかもよ~?」
「嫌、嫌で、、す、痛いのは嫌っ。ぐすっ、、僕、何も悪いことしてないのにっ、、なんで、こんな、、、ふっ」
「ごめん、泣かないで~、痛いことなんてしない!しないから!ただ俺が、、、、その、、、、、うあぁぁあぁ」
「な、なに!?」
突然泣き出した僕に驚いたのか、頭を撫でながら謝ってきたと思ったら叫び出して…。たっくんさん情緒不安定?何か言いたそうにあぁ~だのうぅ~だの言ってるけど、僕の息子を握る手は止まらい。怖いはずなのに、、、、そんなに強弱つけて握られるとどうしても感じちゃう!!!しかも、僕の目の前にはたっくんさんの腰があるんだけど、、、その、、、この人、、、、、立派に勃っていらっしゃる!!なんで!?僕で!?なんで!?
「よしっ!しーちゃん、いや、静君!!」
「は、はぃ…」
「俺は、君の事がずっと前から好きでした。今日は溢れる想いを止められず、静君の息子さんに手を出してしまってごめんなさい。最後まで面倒みるので付き合って下さい。」
「ま、まって!待って下さい!いろいろおかしい、いや、全部おかしいです!とりあえず、ソコから手を放して下さい、話はそれから…」
「確かにこんな状態じゃつらいよね~、一回イこうか。」
「は!?ちょ、やめっ、、、、強い!あ、、ぁ、、っ、、ぁ、ぁ、あ、ぁあぁああ」
「超可愛いぃ~!!思わず俺もイっちゃった~」
「・・・・・・(寝)」
急に告白、、、、告白?された。あれは告白なのか!?緊張してたのか、天然なのか内容がいろいろおかしくて…。とりあえず話し合おうとしたが手が、、、、僕の息子を揉んでる手が止まらない。告白の時のカッコ良さも半減だよぉぉぉぉ。しかも強弱つけてスピードアップしてくるもんだから我慢してたのに呆気なくイってしまった。もう恥ずかしい。顔見せられない!!と両手で覆ってたら興奮したたっくんさんの荒い呼吸が聞こえてきて爆弾発言投下。どこにイく要素が!?触ってもないですけどぉぉぉ!なんかもう…疲れた。シャワー台の上で下半身丸出しのまま僕の意識はブラックアウト…。
side:巧斗
あら~、落ちちゃった。さすがにちょっとやり過ぎた。怖いから震えたり、泣いたり、感じたり、照れたりいろんな表情がみれたけど、あの告白はないな~。とりあえず、明日は週末で休みだから、このままお持ち帰りして~、もっとドロドロに優しく感じてもらって、告白のやり直しもビシッと決めないと!!
「……ん、、、、っ、、、」
「ふふ~、眠ってるけど感じてるんだね~、気持ちいいかな~?」
「、、、、、んっ、、、、ぁん……ぇ、んんっ、、な、なにっ、んぅ、」
「あ、起きた~?しーちゃんが寝てる間に、俺んちに運んで~、しーちゃんとひとつになる準備してるんだよ~」
「ひとつ?準備?」
「そう~、ココをね、マッサージして柔らかくしないと~」
「んんんっ!!ちょ、どこに指いれて、、抜いてっ」
「待って待って、もうちょっと我慢ね~」
「うわぁ、、、バラバラに動かさないでっ、、、もう無理だってぇ」
「なんでやってことないのに無理だってわかるの~?もしかして経験が…」
「ない!ないから、、、、怖いんです!ゾワゾワするし!もうやめよう!」
「ないならわからないでしょ~?大丈夫、怖いことはしないから~、気持ちぃでしょ~?」
「た、たしかに気持ちいけど…も、もぅ、、、今度から毎日シャンプー行きます!行くから許してっ」
「やった~!!明日から毎日触れるね~!じゃあ今日はお祝いしよ~」
「ちょ、まって!髪洗うだけ…ああぁぁあぁ、、ま、まって、、ソコ…やっ、だぁ…」
「ここ気持ちいぃね~」
たっくんさんの指はとまらず、僕のお尻の中をせわしなく動いて、前立腺?を集中攻撃。もう呼吸の仕方も忘れて、僕はただただ喘いでる。死ぬ、、、、このままだと死ぬ。窒息死?セ、、、クス中に窒息死!?笑えない…。働かない頭でそんなアホなことを考えていると、後ろから指が抜けた。お、終わった…。もう1週間分…いや、10年分くらいの羞恥と体力使った。もうこのまま寝てしまおうと力を抜いた瞬間、、、、、、後ろに熱い塊が、、、ぇ、、ぇ、、、ぇ
「ま、まって!もう終わった!?そんな雰囲気だったよね!?」
「えぇ――――!?何のためにここまで準備したのさ~」
「し、しらないですよ!!ちょ、そんな凶器無理だって!入らないっ」
「また~、入れたことないでしょ~?なんで無理だってわかるの~?」
「そ、それもそぅ…じゃない!今回は無理、絶対!」
「えぇ~、そんなことないよ~、ほら、少し入れただけで吸い付いてくるよ~」
「やめてっ!実況やめて!」
「ほらほら~、こっちもマッサージしてあげるから~、もう黙って~、諦めて」
「一緒に触らな、、、ぃ、、、あぁあぁぁあ…い、痛い、、、、痛っ」
「全部入ったけどやっぱりキツイな~、しーちゃん深呼吸、深呼吸~」
「ま、まて!まだ動かないで、、、ぁ、、、、あぁ、、んっ、、ぁ、、ぁ、、、ぁんぁ、、、あ」
「あ~気持ちい。しーちゃんとひとつになれて嬉しい~このまま中でイキそう」
「中はだめ、だろっ!孕む!」
「えぇ~、なら尚更中でイかないとじゃん~」
「ば、ばか!やめ、やめろ!ああ…、ぁ、、、ああぁ、、、、ぁ、、、は、、やぃ、、、だめ、、、だめぇええぇぇあぁ」
「中で出しちゃった~、俺の子ども産んでください。」
「・・・・・(死)」
出会って間もない男に、髪をいじられ、息子をいじられ、尻をいじられ、、、、中まで…。おまけにガンガン突かれて不覚にも同時にイってしまった。不甲斐ないやらなんやらで、本日2度目のブラックアウト。
side:巧斗
一目惚れしてからずっとみていた人とやっとひとつになれた。半ば無理矢理感があるけど、気持ちなんて後からついてくるしね。眠ったしーちゃんの後処理をして、体を綺麗にしてベッドに寝かせて、寝顔を見てるけど可愛すぎて涎が…。時折乱れる寝息がエロくて、俺の息子がまた元気になって、、、、、寝てるところ申し訳ないけどしーちゃんの中にお邪魔します。俺の息子も落ち着いたみたいで、安心したら眠くなってきた。しーちゃん抱きしめて寝よ~っと。
「んぅ…うわ、、、、声ガラガ、、、、ラ…はっ!?な、んで入って、、、っ」
こ、この人正気か!?他人に突っ込んだまま寝るか!?くそっ、全然抜けないし。僕をだ、抱きしめてる腕も寝てるくせに力強すぎるっ!せめて後ろの凶器だけでも抜かないと…
「、、あと…ちょ、、っと…んっ、、、んんんっ!! 」
「しーちゃん何してるの~?抜いちゃだめでしょ~」
「あ、、っ、まっ、、て・・・も、もぅ無理、、だってぇ」
「そう~?俺はまだまだ大丈夫だけど~、あ、本当だ、、疲れた顔してる~」
「疲れ、、た、、、どころじゃ、、な、い…死ぬ。も、今日は、、おわって…」
「死なれたら困る~!名残惜しいけど出ていきます…今日のところは、、、ね~?」
「も、それで、、いぃから…あ、、ちょ、、っ…激しっ、、、あぁあぁぁあ…」
それから疲労感からぐでんぐでんになった僕をお風呂に入れてくれて、今は作ってくれたホットミルクを飲んでるんだけど…。たっくんが何故かひっつき虫になって、ソファーの後ろから僕を抱きしめて離れない。次は、絞殺されるのか?
「しーちゃん大好き~!店長に頼み込んで、やっと、やっとしーちゃんの担当になれて、、、本当に、、、本当に、、、ぅ嬉しっ…っ、うぅ、、ぐすっ、、、、」
「ちょ、何泣いて…たっくん結構すごいこと僕にしたよ、、、ね?」
「だ、だってしーちゃん緊張してて、最初拒否られて哀しくて、、、。下手したらそのまま逃げられると思ったら焦っちゃって…。怖い思いさせたのは自覚してます。ごめんなさい」
「初対面で苦手意識から拒否って傷つけてごめん。た、確かに怖かったけど、、、ちゃんと毎日シャンプー来ますし、そして慣れます、慣れるので!!そんなにギューギュー抱きしめなくて大丈夫ですよ。も、ぅ逃げないんで、、、」
「だ、だって~、酷いことしたし、き、嫌われたって思ったら…」
「嫌ってないから、大丈夫。で、でも、さっきみたいなことは僕、、、まだ怖いで、す。」
「うん、うん、ご、ごめんねっ!今度からはちゃんとしーちゃんの許可をとります!」
「そ、それはちょっと、、、、恥ずかしい。」
「これ以上しーちゃんを怖がらせたくないし~、早く俺の事好きになって欲しいから~!」
「わ、わかった、ちゃんと考える、、ね。」
「うん~!さっそくだけどキスしていい~?
「へっ!?キ、キス、、、、なっ//////」
「ちゃんと許可をとってから、、、ね?」
「っ//////、、、、、、キ、キスの許可はいりませんっ」
それからたっくんさんの事は慣れて苦手克服できたけど、、、できたけどさ、、、あれ以来、僕のことをでろでろに甘やかしてくるのには慣れそうになくて、、、また、新しい幸せな苦手ができました。
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